さてさて台風の日曜日のIYVラッシュ、三本の矢の最後の一本をご紹介します!

雨もどんどん強くなってまいりましたが、雨音のお陰でアンプの音量を上げらるのはうれしい所です。

でも明日の朝までには止んでくれよな!

 

IYV Custom Order #3

こちらの個体は東京都内で個人スタジオを運営されているLoose Cannon Lounge(@LooseCannonLNGE)様よりオーダー頂きました!

PCGPとしては初の多弦で、ストラトストラトとわりとスタンダードな仕様が続いた末の個性的なギターになりますね。

LCLさんは今回のオーダーに当たって「普段は買わないけどあったら使う様なギター」として7弦ギターを選択されました。それまでの2本はどちらかというとメインギターに寄せて内容を決めたので、真逆のアプローチになりますね。

(し、しまった…全体の写真を撮り忘れてしまいました…汗)

しかも今回は7弦と言うだけではなく挑戦的な仕様がいくつか…まず目につくのはこの派手な塗装ですね!これはバーナードアッシュにステインした上で更にラメフィニッシュを施すという、全部載せ的なアイデアです(笑)。

私もそういった塗装を見たことが無かったので少し不安でしたが、IYVは見事に答えてくれました。実物はもう少しラメが大粒ですが、少し暗いステージだと写真の様にキラキラして映えそうですね。

これまた目を惹くのはこちらのネック。パープルハートというハイエンドメーカーで稀にみる材を2Pで使用しました。

最初はローズウッドで作る予定だったのですが、CITESの影響により輸出が不可との事で代替案としてパーフェローかパープルハートのどちらかから選択することに。興味本位からパープルハートとなりました笑

材としてはローズと言うよりはエボニー寄りの木で物凄く硬く、紫外線によってどんどん色が茶色くなっていくという面白い材ですね。LCLさんのお知り合いの方のパープルハート指板は2、3年ほどで真っ黒になったそうです。

いまは赤と紫でヴェノムな雰囲気のギターですが、どんどん赤黒の炎獄カラーに変身していく…メタルギターとして本体に物語が内蔵されていると考えれば面白い試みかもしれません(偶然ですが)。

それにしてもゴールドパーツとも良く合いますねー。私も一本欲しくなってきました笑

そう言えばこのヘッド、某N4モデルのさらにリバースヘッド使用になってます。他社風のヘッドやシェイプは一応採用可能ですが、あまりに他社の個性を真似すぎてしまっていると判断した場合はお断りさせていただく場合がございます。ご了承ください。

ペグはGROVERのフィンガーロックタイプの物ですね。ちなみにネックシェイプは最初は細かく指定する流れでしたが、参考資料が少なかった為IYVにお任せすることになりました。私個人的には全然問題ない仕上がりだと思います。

裏側の様子です。この写真ではラメがはっきり移ってますね。

ちなみにこの個体、実は「バーナードアッシュトップ/アルダーバック」でオーダーしていたのですが、IYV側が気を利かせてバックにもアッシュを張ってくれた様です…

と思っていたら普通に1Pアッシュでした。…今見たらこれ焼いてるんじゃなくて木目に黒いステインを染み込ませた様にも見えますね。どっちなんでしょうか。いや多分ステインですねこれ…ごめんなさい。

まあこんな感じで多少の、いや材の変更は結構大きいですがオーダーと実物の仕様に差異が出る事がありますが、彼らも基本善意でやっているので致命的でない限り許していただけると嬉しいです…。

ピックアップはLCLさんの指定で10kΩ程度の抵抗値にアルニコ2マグネットを採用したものになります。

ステンレスフレットにパープルハートネック、そしてアッシュボディへの変更で高音域が出すぎないか不安でしたが、高音寄りのスムーズな出音に纏まったので結果オーライですね。

ただリアとフロントの抵抗値に差を付けておいたのですが、多弦の場合はリアをもう少し高出力にしても良かったかな?と思います。

これはおまけですが、ストラップピンには何故か頼んでいないロックピンが着いていました(笑)

ヘネシータイプでピンの裏側を押し込むと外れます。本体にはMARVELという文字が入っていましたが、恐らくあの会社とは別物でしょう。

ちなみにこの個体の参考価格は770ドルになります。

 

さて今回のオーダーについての総括ですが、ややこしい項目が多かったにも関わらずIYVは見事に答えてくれました。スペックだけではなく楽器として上手く纏めてきたのも流石と言えましょう。

それではこれにて私からの試作機のご紹介は以上と致します!あとは実際に受け取った方々からのレビューをお待ちください!

皆様のオーダー、おまちしておりま~す!

 

追記:LCLさんからキャビティ内部の写真を頂きましたが、この様子を見るにステインだったようですね。でもまあ、その、焼くことにこだわりが無いのであればそれらしい雰囲気に落とし込んでくれますよって!

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